久しぶりに食べたら記憶にあったものよりもおいしかった
欲を言うならば中が生クリームならもっといいのに
2日前、天気が良いから景色の良いところに行きたいのと気の迷いで死ねたらなというのの半々くらいの気持ちでゼミのあとに社会学部棟の11階にいった
2階ぐらいのところから屋根が出ていたり、芝生があったりするけれど落下地点を間違えなければ多分死ねる場所
21年間なんとか生きてきたのに、ちょっと身を乗り出せばもうこの21年がなくなってしまうのかと思うと変な感じだった
しかもここは大学、私の日常のうち
親類縁者がぴんぴんしている私にとって死は非日常であり、死という非日常が思いのほか身近に転がっているのがとても不思議だった
できれば生きていたくない
でも今夜はボドゲ、日曜日は五月祭、かき氷屋さんに行く約束もした
生きたくないのに矛盾している
死ぬのは怖い
今日はドーナツが美味しかった、授業が楽しかった
明日はきっとボドゲがたのしい
死ねないなら生きていかなきゃいけない