暇な海老フライ

湿気ってます

近況 1/3

雨が降っています。寒い。冬の匂いはまだ分からない。あのつんと透き通る感じ、透明な空気



ついこの間、10月いっぱいまで東大病院の精神科閉鎖病棟に1ヶ月ほど入院していた
もともと、ECTを受けるためにそのうち入院したいと思っていたのだが自殺企図などあり急遽閉鎖病棟に入ることになった。

閉鎖病棟での生活は割愛。自主的に?入ったので閉鎖病棟のわりに自由だった。ご飯が不味かった、以上。

あと入院中に母方の祖父が亡くなった。両祖父母の中でも特にこのおじいちゃんには溺愛されていて大好きだったのでショックだった、と思う。
入院中もお見舞いに行ったり葬儀の前に湯浴みの儀式?とか死化粧を施しているのにもお骨を拾うのにも立ち会ったのにずっと他人のお葬式に出ているような気持ちで、お葬式中はあまり涙が出なかった。
ただただ不思議だった。骨壷に無理やり詰められているあの白い骨が、粉がおじいちゃんだったなんて。

末期患者の死の受容過程についてはサラッと読んだことがあるが残された遺族はどうやって近親者の死を受容するのだろうか??


最近になって少しわかったのはおじいちゃんの死はまだ終わってないこと。生活の所々に落ちていて出会う度に悲しくなる。きっとそれが積み重なって積み重なって最後に受容に近い穏やかな感情になるのかもしれない。
まだ、私には分からない